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【祭のニッチな楽しみ方】屋台のれんの魅力を語らせて下さい!

皆さんお久しぶりです。
夏は海より川、キュウリよりナスでお馴染みエトです。

夏ど真ん中、信じられないほどの暑さが続いていますが皆さん元気にお過ごしでしょうか?

茹だるような暑さと共にお祭りのシーズンがやってきましたね。
お祭りのメインと言えば神輿や山車。
僕の出身地青森県ではねぶた祭りや三社大祭など日本でも有名な夏まつりが多く開催されます。

そんなお祭りに欠かせないものと言えば屋台ですよね。
焼きそばやフライドポテトなど様々な出店が立ち並ぶ姿も夏の風物詩の一つです。

そんな祭の屋台に必ず掲げられている屋台のれん。
今回は祭の賑やかさを演出してくれるこの屋台のれんを少し深堀りして、僕なりにニッチに楽しむ方法を皆さんにご紹介したいと思います。

まずは生地に注目

屋台のれんの設置イメージ

屋台のれんは夏の屋外で使用するため急な雨にも対応できるよう、ビニール素材のターポリン生地で製作される事がほとんどです。
ターポリンは汚れや色褪せにも強く、綺麗な状態で長く使用できるのがメリットです。

しかし稀に旗や横断幕に使われるような化学繊維生地が使われたり、古い屋台のれんには綿生地が使われていたりする事があります。

綿生地は色の褪せ方も美しく、何年も夏の強い日差しに晒されて元の色が想像できないほど強烈に色褪せした屋台のれんは存在感と貫禄があります。
その魅力に吸い寄せられ、思わず商品を購入してしまう事もありますよね。
ジャケ買いと推し活をミックスしたような状態です。

当店の営業担当に聞いた所、のぼりに使われるような薄手の生地で製作する場合もあるそうです。

仕立てにもお店の個性が

様々な仕立ての屋台のれん

屋台のれんはお客さんの目線を惹きつけるために個性的なカラーやデザインが多いですが、下部の仕立ての細かい所にもお店のこだわりが詰まっていますよ。

一般的なものから、なみなみにカットしたもの、フリンジの付いたもの、通常ののれんのように深めに切れ込みが入ったものなど様々。

なみなみのカットもバイアステープが付いていたり、山型や台形にカットされていたりと豊富な種類の仕立てがあります。

屋台のれんの仕立て拡大

個人的には祭の数日間のためだけにフリンジ付きののれんを使っているお店はアツいですね。
フリンジ仕様の場合は生地も綿が多いです!たぶん。
祭にかける気合を感じますね。

他には、下部のカットに沿ってキャラクターのイラストが入っていたり、食べ物のイラストが入っていたりするのもユニークでポイント高いです。

やっぱり主役は文字です

オリジナルフォントの屋台のれん

注目ポイントを紹介してきましたが屋台のれんの一番のポイントはやっぱり文字です。
のれんいっぱいにデカデカと書かれた文字には心が躍りますよね。

最近の屋台のれんは既存のフォントを使用している事が多いです。
存在感を発揮しながらお祭りの雰囲気合わせるために勘亭流や寄席文字などの江戸文字がよく使われていると思います。

その一方で、少し年季の入ったのれんだと手書きのオリジナルフォントで作られている場合があります。
地元の看板屋さんなのか店主の手作りなのか定かではありませんが、レトロ感とオリジナリティに溢れた愛おしい文字を見かけたときの脳内はまさにお祭り騒ぎ。フォントのお神輿わっしょいわっしょいってな訳です。

このオリジナルフォントですが、印刷している場合もあれば実際に布に直接手書きで名入れしている場合もあるそうで職人ってすごいなと尊敬してしまいます。
この魅力的な文字を集め、屋台のれんだけを特集した本まで発売されていますよ。

既存フォントと手書きフォントの屋台のれん

現代は誰でも簡単に無料ツールなどを使用してデザインが出来るようになったからこそオリジナルの文字を作字して屋台のれんを作るのもいいですね。

という事で今回はお祭屋台ののれんにフォーカスを当ててニッチなお祭りの楽しみ方をご紹介させていただきました。

これからの季節、祭の屋台を見かける機会が増えると思いますので皆さんもぜひ注目して自分の推しのれんを探してみてください!

店舗の入り口に掲げるのれんや応援用手旗、イベント背景用の大型幕など様々な布製品を取り扱う当店でもオリジナルの屋台のれんを製作する事が出来ますのでお気軽にお問合せ下さい!

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