こんにちは、Kです。
せっかく前回色々と暖簾の事を調べたり知ったりしたので、
引き続きのれん気づきシリーズを書いて行こうと思います。
前回の記事はコチラ…
関東風?関西風?初めて知ったのれんの違い
さて、関西と関東では暖簾の形が違うよ!というところまではお話ししましたね。 今回の話題は…
「関東風と関西風のデザインの違い」
という視点で見てゆきましょう!
こちらも実は、それぞれ発祥があるようです。
関東風のれんデザイン
関東風、主に江戸風のデザインとなります。
こちらは暖簾に文字がどーんと入っていたり、とにかくインパクト重視の暖簾です。
画像の暖簾の様に、文字が大きい・中心にあることが共通の様です。
江戸の人たちが道行くお客さんを引き込む為に、目を引く目立つデザインを好んでいたとされています。
賑わいを見せる江戸城下町の雰囲気と、看板と客引きの意味合いもある暖簾が並ぶ活気あふれる雰囲気は江戸特有の文化と言えるでしょう。
※諸説あります
関西風のれんデザイン
関西風、主に京都風のデザインとなります。
画像の暖簾の様に、レイアウトがシンプル、文字がすっきりしていることが共通の様です。
店名などの文字サイズは控えめで、左右に寄せて上品な雰囲気を演出しています。
それは京都の人々が意匠やデザインに関しての美意識の伝統を象徴するようなデザインに感じます。
また、極端に目立つことをあまり好ましく思わない習慣と、周囲や環境にさりげなく同調し、その中で他と違ったおしゃれを主張をするという京都特有の文化から来ているデザインとなります。
※諸説あります
私自身も様々な暖簾のデザインを見ながら、デザインの違いの件は何となく気になっていたのですが、改めて調べて勉強になりました。
歴史と文化に深い関係のある装飾アイテムですので、調べれば調べるほど奥が深いなぁと感じました。
もちろん今は関東も関西も垣根は無く、どちらの地域でもお店の雰囲気、好みによって好きなデザインをされることが多い様子です。
(チチや棒袋を見てみても、結構好きなデザイン・雰囲気で選ばれている店舗様も多そうです。)
暖簾のデザインをする際の参考になれば幸いです。
暖簾のお見積り・詳細は以下にお進みください。
オリジナルのれん製作工場はこちらから