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徹底解説!手書き提灯にテンプレートが無い理由

こんにちは、佐藤です。
2月も終わりかけ、日差しが大分春らしくなってきましたね。
今回の気まぐれ日記ですが、前々から気になっていた手書き提灯のテンプレートについてお話させてください。

当店ではありがたいことに提灯のご注文を多く頂くのですが、職人が手書きで名入れを行う「手書き提灯」のサイトには、テンプレートが掲載されておりません。

名入れ提灯オリジナル製作工場

その他の商材は、デザインを自分で行いたいという方のためにサイトにダウンロードページが設けられていたり、あるいは担当スタッフよりテンプレートをお渡しするのですが、名入れ提灯はそのどちらも行っておりません。

テンプレートが無いのは何故なのでしょうか。
当店の営業スタッフに理由を聞いてみましたので、ご紹介致します!

立体物へ見映え良く文字を配置するのは難しい

手書き提灯のテンプレートをご用意していない理由には、提灯が立体物であるという点が大きく関わってきます。

平面的な商材・立体的な商材

旗や手ぬぐい等の平面的な商材と違い提灯は立体的であり、さらに本体の形状によっても形状は異なります。縦に長い長型提灯は筒状ですが、丸形提灯は全体にゆるくカーブがかかっています。

そのためテンプレートだけでは最終的にどう仕上がるかをイメージするのは難しく、提灯の形や寸法によって、細かな調整が必要になります。

提灯テンプレート

提灯のテンプレートをお出しするとこういった形になるのですが、いかがでしょう。
「完成品がどんなふうに仕上がるのか」をしっかりとイメージできる方は、私含めそう多く無いかと思います。

店名をとにかく大きく名入れしようと欲張ってしまうと、正面から見た時にデザインの上端や下端が見づらく仕上がってしまうかもしれません。

提灯名入れイメージ

そこで当店では手書き提灯のテンプレートをご用意せず、職人が名入れデザインを見極め、どの程度のサイズで名入れを行えば見やすく見映えの良い提灯に仕上がるのかをその都度調整して製作を行っています。

まさに職人技ですね!

事前に完成イメージをお送りします

提灯完成イメージ

もちろん製作を行う際には、事前に上記のような形で完成イメージを共有致します。

提灯イメージの上に名入れデザインを当て込む形となり、正面から見た際のイメージが掴みやすいかと思います。

ご要望があればぜひご相談下さい!

当店では出来る限り大きく名入れしたい等のご要望にも、もちろんお答えいたします。

長年提灯を製作してきた経験豊かな職人が丁度良い塩梅で名入れを行いますので、名入れイメージについてご希望がありましたら、当店スタッフまでお気軽にご相談下さい。

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