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実は日本限定??和グッズだけじゃない世界に誇る日本の販促ツール

みなさんお久しぶりです
2025年1発目の編集部気まぐれ日記はエトが担当させていただきます。
いきなりですが、皆さんの昨年一番の思い出は何ですか??
僕は人生で初めての台湾旅行に行った事です。

大好物である魯肉飯を深夜まではしごし、おしゃれな雑貨屋と小さな町工場が隣り合う不思議な風景を歩き倒し、どこかチープな雰囲気漂う看板の数々を余す事無く写真に撮り全身で台湾を堪能しました。

そんな台湾旅行の中でふと気になった事が、、、
それはのぼり旗を一度も見かけ無かった事。
レトロな看板や提灯、日本食を扱う店舗にのれんがかかっている所は見かけたものの、のぼりだけは1度も見かけませんでした。

今回の気まぐれ日記の題材探しをしている時にこの事をふと思い出し調べてみると、のぼりは日本特有の文化である事が判明しました。
これはもしや気づいていないだけで、実は日本特有の販促ツールが他にもあるかも知れない。

という事で今回は和の趣あふれる日本らしい販促グッズではなく、これも日本だけなんだ!と驚くような少し意外な販促グッズをご紹介します!

のぼり旗

のぼり旗設置例

まずは、冒頭でも触れた今回の記事を書くきっかけにもなったのぼり旗。

考えてみるとのぼり旗は戦国時代の敵と味方の区別をするための軍旗が発祥と言われているので日本でのぼり文化が栄えたのは納得いきます。

ただ、こんな便利で使い勝手の良い販促ツールなので海外でも普及しても良いのでは!?と思いました。

きっと何か訳があるのだろうと思い、ここはいっちょAIの力を借りてみたところこんな回答が得られました。

海外の文字は基本的に横書きだから

もう8割ほど納得しました。さすがAI
確かに縦長ののぼりにプリントをするとなると縦書きになりますね。

英語圏でのぼり旗を活用しようと考えた場合は横書き文字を時計回りに90度回転させる必要がありますよね。
それだとぱっと見でなんの広告か分かりにくく販促効果も期待できなさそう。

英語を使ったのぼりのデザイン例

のぼりは縦書きと横書きをぱっと見で判断できる日本人に最適な広告なのかも知れませんね!

海外は道路が広く、高い建物も多いため、のぼり旗がそもそも目立たない

海外の風景イメージ

確かにこれもありそうです。
日本とは比べ物にならないほどの建物や人の数。ギラギラのネオンやド迫力のデジタルサイネージの中にのぼりがぽつんとあっても全く目立たなさそうです。

ただ、逆にいうと最先端のテクノロジーが発展した今でもこんなにアナログなのぼり旗を活用している日本の風景が海外の観光客には日本らしさとして浸透していくかも知れませんね!

ティッシュ配りも日本限定!?

他にも日本だけの販促ツールが無いかと調べていたところもう一つ我々の生活に溶け込み過ぎて当たり前となっている日本だけの販促ツールがありました。

それはティッシュ配りです。

ティッシュ配りのイメージ

販促ツールと言うよりは販促マーケティングの1つですが、このティッシュ配りも日本独自の文化だそうです。
このティッシュ配りについて調べてみると続々と驚きの事実にたどり着きます。

ポケットティッシュは日本発祥!

ポケットティッシュのイメージ

まずはポケットティッシュ自体が日本発祥の商品だという事です。
ティッシュペーパー自体はアメリカで生まれましたがそれを持ち運びできるサイズにして売り出したのは日本の企業との事です。

これまた台湾の話に戻りますが旅先でポケットティッシュを買おうとしたところ、全く見つからず、見たことないくらい小さなウェットティッシュを買って代用した思い出がここで繋がりました。

生まれも育ちも日本の隠れた名販促ツールだったんですね!

ポケットティッシュの誕生秘話にも販促が関係している??

広告付きマッチ箱のイメージ

先ほどポケットティッシュは日本で生まれたと紹介させて頂きましたがその誕生には販促が大きく関わっている事が調べた中で分かりました。

元々マッチ箱に企業の広告を掲載して配布していたそうなのですが、マッチの需要縮小に伴い、「マッチに変わる代替品としてティッシュペーパーを持ち歩けるサイズに梱包し、それに広告を載せて配布しよう!」という流れでポケットティッシュが考案されたそうです。

つまり、ポケットティッシュを販促ツールとして活用してみようではなく、新しい販促ツールを考えようとしてポケットティッシュが発明されたという予想外の誕生秘話でした。

ティッシュ配りはコロナと共に激減し、コロナが落ち着いた現在でも環境保護の観点からその数はコロナ前ほど戻ってはいないらしく、ティッシュ配りと販促の歴史だけで1記事かけそうなくらい濃い内容でした。

近い将来、ポケットティッシュに変わる革新的な○○配りが発明されるかもしれませんね!

あまりに長くなってしまったので今回はここまで。まさかみんなに話したくなるうんちくが得られるとはおもっていませんでした。

当店でも海外にオープンする日本の店舗様やインバウンド観光客向けの販促グッズなどの製作依頼を頂く事が多くありますが、和紙の提灯や綿ののれんなどの装飾品は誰が見ても日本らしさに溢れ、大人気です。

さらにもう1段階コアな日本好きのお客様にもアピールすべく見た目は日本らしくないけど日本特有の販促グッズも使った販促や体験を計画してみてはいかがでしょうか?

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