前回の記事が夏から一転して今度は寒い年末、今冬すでに2度ほど風邪を引きましたふくです。
風邪だけでなくインフルなど様々なものが猛威を振るっていますので皆様お気をつけください…。
さて、今回はデザイン関連で「単色の多色印刷」なんていかがでしょうか?というお話です。
どういうこと?って思われそうですが、個人的に「2色」や「3色」のデザインが好きで、よくハンカチなどで2色柄を買ってしまったりします。
複数の色を使うだけで可愛らしさや格好良さが増すので、当店のアイテム製作でもデザインをお考えの方へこういうのはどうでしょうか!
単色/2色印刷って例えばどんなデザイン?
生地に1色のプリントは安価で作れたりして多くご依頼をいただきます。白に1色の線画イラストや文字、1色でベタ塗して生地色を抜いた白抜きなど、1色だけでも様々なデザインが可能です。
しかし、そこに少し別の色を少しでも差し込むだけで結構印象が変わってきます。
例えばロゴが配置されているデザインがあったとして、ロゴは規定カラーがあったりして変更が難しい場合がありますのでロゴ以外の部分で色を置いてみたり…
緑の背景に白い線の猫のキャラクターイラストがあって、猫に別の色を置いてみたりして…これだけでもだいぶ変わるのが感じられるのではないでしょうか?
上はお店の名前と背景に模様が散りばめられたデザインで、名前や一部の花や実などの赤とは別に青い色を付けてみると…華やかさが増しています。
下の方では市松模様の一部の色を変えてみたのですが…どうでしょうか?2色にしたあと1色をみると少し寂しく感じますし、色次第では賑やかな印象を持つかもしれませんね。
デザインデータについて
2色や3色のデザインがオススメだとして、デザインデータはどうつくるのか?難しいのでは?と思うかもしれません。
少し説明をしますと、2色ベタでのデザインなどでは1色目のカラーをだけのデザインと、2色目のカラーだけのデザインで分けてデータを作ることになります。背景と線画などの切り分けがわかりやすいものは簡単に分けることができますね。
ただ、デザインが複雑だったり色が増えると分け方が混乱してきそうです…そういう時はいっそのこと色を統合したデータを使って一見2色印刷のように見えるフルカラーで印刷してしまうなんてことも可能です。
とはいえ単色とフルカラーでは印刷価格が変わってきますので製作する際の詳細に関しましてはスタッフとご相談いただければと思います。
2色や3色などの印刷がオススメの商品はこちら
まず定番でオススメなのが「手ぬぐい」です!お祭りの手ぬぐいなどで赤と紺でデザインされたものなど見たことがある方もいそうですし、和風なデザインの場合墨文字に赤い落款のデザインでも見れるアイテムではないでしょうか。手ぬぐいは拭きもの用途以外にも緊急時の包帯替わりになったりと防災グッズとしても活躍しますし(参照:防災グッズとしての役立つ手ぬぐいの魅力)、軽くてかさばらないのでちょっとしたお土産の品やノベルティなどの製作にもおすすめです。
そして化繊の風呂敷もオススメとのこと。キャラクターのグッズやお弁当包みで活用されているのを見ますし、お昼の時間に華やかなランチクロスを敷きながらごはんを食べると楽しそうですね!
他ではクラスTシャツにも。色のあるTシャツに1色印刷もチーム一丸となれるアイテムになりますが、ちょっと色を足してみると楽しさやデザイン満足度が上がるかと思います!
街中で様々なアピールアイテムとして使われるのぼり旗もおすすめです。おしゃれなデザインはフルカラーでなくても目を引くものなので1色だけでなく2色・3色なデザインしてみてはいかがでしょうか。
最近ではクリスマスに赤と緑、そこに黄色を足したものや、お正月に白背景に赤と金で配色するめでたいデザインも見かけます。フルカラーの華やかさや単色のシンプルさやシックさともまた違う2色・3色のデザインの魅力が伝わり、デザインにお悩みの方に少しでも助けになっていればいいなと思います。
というわけで2024年も残すところあと少しですが、2025年も当店や販促マガジンをどうぞよろしくお願いいたします!